膠原病と免疫異常 2
膠原病にかかる要因の一つに、免疫異常が起きている可能性があるとされています。前回の記事では、免疫機能について解説していきましたが、今回は免疫異常について詳しく解説していきます。免疫異常といっても、大きく分けて2種類が存在します。
まずは、自分自身の身体の成分を外からの異物と勘違いしてしまうことです。勘違いを起こして、免疫の反応を起こしてしまいます。これを自己抗原とよびます。
2つめが、自己抗原に対してさらに免疫反応を起こしてしまうことなのです。自己抗原を排除するために、自己抗原を作る指令を前回紹介したようにマクロファージやTリンパ球から出されてしまうのです。なによりも厄介なのは異物などでは一時的な反応ですむのですが、自分の身体の成分を敵とみなしてしまっている異常は持続してしまいます。
しかし、なぜ免疫異常が起こり、持続し続けるのかは科学的にも解明されていません。膠原病の中のリウマチ熱(リュウマチ熱)を例にあげますと、リウマチ熱の場合に、溶連菌という細菌が体内に侵入したときに、抗体を作りますが、この抗体が心臓の筋肉に結合することによって炎症がおきます。というのも、溶連菌と心臓の筋肉には同じ成分を持っているためなのです。このように膠原病と免疫異常が関係しています。
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